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Anytune 歌の練習にベストなアプリ
Music 2016.01.28
前回の記事で、微力ながら歌を練習している人の力になりたいと書かせてもらいました。まだ読んでいない方はこちらから。今回は歌う前に必ずしている事の1つ、「しっかり聴く事」について書かせてもらおうと思います。
うまく歌えない=うまく聴けていません。例えば、速いテンポの曲をゆっくり歌ってみると、音程がわからない箇所があったり、リズムがずれたりします。これはしっかりと曲、または歌を聴けていない証拠です。これを録音して聴いてみると更に顕著に気付けます。とても耳のいい人は、プロ歌手の歌を聴いてすぐに上手に歌えます。でもこれは、全ての人ができるわけではなく、限られた人しかできない技術です。同じ曲を何度も何度も聴いて、また次の日も聴いて、更に歌って、録音して聴いて … 努力はとてもいい事だとは思いますが、効率があまりよくありません。曲のスピードをゆっくりにする事で、今まで気付けなかった音やリズムが本当によく聴こえてきます。便利なアプリがありますので、是非活用してみて下さい。今まで、カラオケで歌っていた曲を数倍魅力的に仕上げる事ができます。それでは、そのアプリについて説明します。
Anytune
左のアイコンを押すとダウンロードページに飛びます。それでは使い方など、ひとつひとつ説明をして行こうと思います。まず、当然ですがダウンロードして下さい。無料なので損はしませんよ。ホーム画面約1/24のスペースを使うくらいです。(Android版はないようです。似たようなアプリはあると思いますので、お気に入りのテンポダウンアプリをダウンロードしてみて下さい。)
まずこのアプリの優れている点 大きく3つ
- 音質、ピッチ変化なくテンポを下げる事ができます。
- 直感的に巻き戻し、早送りができる。
- iTunes内の曲を自動認識。
はじめに、ボーカルの声など多少変化はしますが劣化はほとんどありません。音程はしっかりしています。
メイン音源波形下のプラス、マイナスボタンで曲のテンポを早くしたり遅くしたりできます。おすすめの早さは、0.80xです。これでも少し早いなと感じる方は、徐々にテンポを落として行き、全ての音程が認識できるテンポでも構いません。設定したテンポで何度か聴いてみて下さい。それから、テンポをオリジナルに戻し聴いてみて下さい。以前より曲が鮮明に聴こえると思います。これは当然と言えば当然ですが、とても不思議です。
2つ目の点は、テンポ遅くして聴いているが聞き取れない箇所に 役立ちます。そういった場合は、メイン音源波形を直接、左へ動かしたり、右へ動かしたりと直感的に操作ができます。良くありがちな、巻き戻しボタンの長押しで、あっ!!巻き戻し過ぎたとか、曲の一番最初まで戻ってしまったという事が全くありません。ストレスなく、何度も苦手な箇所をリピートする事ができます。何度も一緒に歌い直せます。
最後ですが、iTunesに入っている曲の自動読み取りがまた便利です。曲別にアップロードする必要もなく、iTunesにさえ入っていれば、自動的に読み込んでくれます。
呼吸、発声も大事ですが。まずはしっかりと自分の好きなアーティストの歌を聴く事から、はじめてもいいのかなと思います。
Yoichi.